今は読み放題対象外になっているみたいですが、再度対象になるかもしれません。
堂場さんの小説はストーリーにドロドロしさがあっても、下品さは感じません。
下品さを感じないのは何故かと考えたら、登場人物に人間味があるからではないでしょうか?
人は何かのきっかけで悪の道に進むことがあるかもしれませんが、人間味に溢れた人は悪事に手を染めても心底憎めないものです。
この小説も登場人物に警察が登場しますが、堂場ワールドらしく警察官も決して格好良くはありません。笑
それでも人間味は溢れているので、ついつい夢中になって読んでしまうんですね。
堂場さんの作品数は多いですが、今のところ駄作に当たったことはありません。
人間味溢れる登場人物にするのは難しいものですが、堂場さんにかかれば見事に人間味に溢れた登場人物になりますね。