著者は「愛のコーヒーカップ理論」を唱えていますが、読む人によっては絵空事かと思うかもしれません。
しかし今の自分は素直に同意できました。
素直に同意できたのは、偏に人生経験を積んできたからですが、人生経験を積んだ人は「愛のコーヒーカップ理論」の解説を聞くと、実に理に叶っていると思うのではないでしょうか。
世の中には愛とか平和を声高に叫ぶ人がいますが、意外にそのような人達の中には過激な思想の持ち主がいます。
なぜ矛盾するようなことを言うのかと考えたら、結局は自分への愛の注ぎ方が少ない、自分の為に生きていないことが要因ではないかと思うのです。
結局は自分あっての他人です。
自分の心の器が充実していなかったら、余裕を持ちながら他人と接することはできません。
そんなシンプルな理論を著者は分かりやすい言葉で教えてくれました。