死にたいという本当は死にたくない私

死にたいという本当は死にたくない私

 

以前はこの作家のことは興味がなく、テレビに出演していてもチャンネルを直ぐに替えていました。

しかしTwitter(X)の含蓄のある文章が面白く、いつしか作者のことが気になるようになってきました。

テレビでは奇抜な格好をしていた作者ですが、生き方そのものは凄く真面目で学ぶべき点が多いです。

こちらの小説からも作者の人柄を推察することができます。

 

志茂田景樹さんの文体は堅苦しくはなく、どちらかと言えばソフトな部類ですが、得てしてそのような文章からは軽薄さを感じることが多いです。

しかしこちらの作品には軽薄さは微塵たりともなく、むしろ読後も印象に残っている描写が多いです。

最近自ら小説を書くようになりましたが、志茂田景樹さんをお手本にしようかと考えています。

そして作家として名を揚げることができたら、「私の文章の先生は志茂田景樹です」と言おうかと思っています。

 

 

 

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