9割は無駄。
志茂田景樹さんの本は初めて読んだけど、実に読みやすい文章で一気に読みました。
読みやすさだけではなく、内容も凄くいいです。
内容を言葉で伝えるのは難しいですが、兄貴が弟に大切なことを伝えるような口調、または頑固親父が愛情を持ち我が子に大切なことを伝えるような口調でした。
もしかして口述筆記なのかと思うほど、話言葉が目立った本でした。
それでも内容は素晴らしく、もう一度読みたいと思わせるほどでした。
志茂田景樹さんは一時期テレビで奇抜なファッションをしていましたが、読後は志茂田景樹さんなりの計算があったと思うようになりました。
人生は複雑でシンプルに人生の大切さを伝えることは難しいですが、こちらの本は見事に人生の大切さを平易な言葉で伝えています。
「9割は無駄。」というタイトルは少し奇抜だけど、実際人生には無駄が多いと思いますね。
無駄だらけの人生だけど、残りの一割にかけて幸せを見つけたらいいと思います。
志茂田景樹さんの幸福論は腑に落ちるもので、ある程度年齢を重ねた人は誰もが経験していることだと思います。
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