昔だったら夢想もしなかった素人裁判員だが、今はくじ引きで選ばれることがあるみたい。
裁判官は感情的にならず、常に法律に忠実でなければいけないと思うが、作中の登場人物もついつい感情に流されるシーンがありましたね。
その都度本職の裁判官が諭すような口調で注意をしていましたが、感情を抑えられない人は最後まで感情に引きづられると思いました。
しかし最も感情に支配されていたのは被告人で、一時期は裁判から逃避しそうになりましたね。
自分がもし裁判員裁判に呼ばれたら、口下手な自分は意見を伝える自信がありません。
でも正統な理由がなかったら拒否できないみたいです。
裁判員裁判には否定的な感がありましたが、この漫画を読んでからは否定的な気持ちがかなり緩和されました。
まだわだかまりはあるけど、良い面もあるのではないかと思えるようになりました。