漫画ですが、凄くリアリティを感じました。
リアリティを感じたのは作者が逝去したせいもあるけど、自分自身が癌患者であることも影響していると思います。
発癌したら周囲の人間の本性が見えてくるといいますが、けだし至言だと思います。
こちらの著者は人望が厚かったのか、サポートしてくれる人が多かったようです。
ウィッグのシーンは少し笑ってしまいましたが、脱毛に悩む癌患者は多いです。
自分は幸い脱毛の副作用はありませんが、脱毛の様子を漫画で表現するのは意味のあることだと思います。
文字で表現することも可能ですが、抜け具合は漫画で表現した方が実感しやすいです。
最後は胸が熱くなりました。
そして一人でも多くの癌患者の命が救われたらいいと思いました。